WEBデザインに必要な基本的な配色の知識

目次

配色とは

配色とは色の組み合わせ。または色を組み合わせることである。

基本的な色の要素(色相、明度、彩度)

色相

基本的な色味(赤、黄色、青など)。

暖色

赤みのある色。熱やエネルギーを感じさせる。別名、進出色。

主に女性に好まれやすい。

色相 与えるイメージ
アグレッシブ・活動的・情熱的・感情的。
オレンジ 陽気・暖かさ・高揚感。
黄色 明るく賑やか。希望。
ピンク色 恋愛・幸せ・思いやり・充足感。
金色 成功・輝き。多用すると安っぽくなる。

寒色

青みのある色。別名、後退色。

主に男性に好まれやすい

色相 与えるイメージ
青色 爽やか・冷静・誠実・知的・清潔・冷たい

中性色

暖色でも寒色でもない色。

色相 与えるイメージ
緑色 安らぎ・自然・バランス・調和
紫色 高級感

以下は色味を持たない「無彩色」といい、中性色に含まれる。

男性に好まれやすい。

黒色 高級感や力強い印象。
灰色 憂鬱・不安・過去・曖昧。落ち着いている。
白色 純真・純潔・神聖・清潔
銀色 洗練された上品な印象

明度

色の明るさ。最も明るい状態が白、最も暗い状態が黒と定義されている。

彩度

色味の強さの度合い。彩度が高いとはっきりとした色になるが、低いと濁った色になる。

トーン

それぞれの色の明度と彩度を揃えた色の調子。明度と彩度が揃うことで一貫したイメージを与えることができるが、揃っていないと統一感のないイメージになる。

補色、類似色

色相環

色を円形に並べたもの。色の関係を調べるときに使う。

補色

色相環の正反対にある位置の色。組み合わせることで目を引きやすい。

類似色

色相環上で隣り合う、または色相が近い色のこと。組み合わせることで統一感が生まれやすい。

配色比率

ベースカラー

デザインの基盤となり、面積の最も広い部分(背景や余白など)に使用。白、グレー、黒といった無彩色や、彩度の低い淡い色が選ばれることが一般的。

メインカラー

ロゴやタイトルなど、視線を集める部分に使用します。ヘッダー、フッター、見出しなど、サイトの主要な要素に使用されます。

アクセントカラー

リンク、ボタンなどの強調したい部分に限定して使う。メインカラーよりも目立つ色を選ぶ。

各カラーのバランス

ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの面積比を70:25:5にするのが一般的

参考

見るだけでセンスアップ!配色パターン60選と失敗しない色選びのコツ | アドビ

色の三属性と色立体とは | 色彩関連情報 | DICカラーデザイン株式会社

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